11月にはいってから寒くなってきましたね。

ご高齢の患者さんは寒くなると極端に水分摂取を控えてしまうことが多いようです。
寒くなると排尿間隔が短くなり、水分摂取するとさらに間隔が短くなるのが
辛いというのが主たる理由のようです。
それにより、ご高齢の患者さんで、脱水から便秘に陥る方が増えています。
ご高齢の患者さんは抗凝固剤や抗血小板剤といった血液サラサラにする
薬を内服しておられる方が多いです。
便が固くなると、肛門が切れて出血して止まらなくなる患者さんもみられます。
夏場ほど水分摂取はしなくても大丈夫ですが、
尿の色が濃くなっているようでしたら、
こまめに水分をとりましょうね。
下腹部を腹巻きなどで暖かくすれば排尿間隔が少し改善しますので
参考にして頂けましたら嬉しいです。