日帰り大腸ポリープ手術に
ついて

検査中に見つかったポリープは
その場で切除できます
大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合、当院では内視鏡を用いてその場で切除することが可能です。入院の必要がなく、お体の負担が小さいため、日常生活に支障をきたす心配がありません。大腸ポリープの中には、がん化するものもあり、早い段階で発見・切除することで、がんの予防効果も期待できます。ただし、ポリープのサイズや数、患部の状態によっては、入院による手術が必要となる場合があります。
切除方法

患者さんの状態に合わせた
手術法を選択
ポリープの主な切除方法は、高周波電流で焼き切る、ループ状のワイヤーで締め付けて除去する、生理食塩水を注入してポリープを持ち上げて取るの3通りです。当院では、いずれの方法にも対応しており、大きさや数、患者さんの状態を総合的に判断して、より適した方法を選択します。切除したポリープは、顕微鏡で詳しく観察する生検を行って、後日、結果をお伝えします。
手術の流れ
FLOW – 01 カウンセリング
悩んでおられる症状やこれまでかかったことがある病気などについて問診を行います。医師の診察の結果、大腸内視鏡検査が必要と判断した場合は、検査の方法や注意点などについてわかりやすく説明いたします。
FLOW – 02 大腸内視鏡検査
下剤を服用して腸の内部をきれいにした上で、大腸内視鏡検査を行います。検査時のポリープの切除については、事前に承諾が必要となり、問診の際に患者さんの意向を確認いたします。
FLOW – 03 ポリープ切除
ポリープが見つかった場合は、サイズや数、位置、患部の状態などを確認した上で、適した方法で切除します。サイズが大きい、数が多いといった場合は、入院での手術が必要となる場合もあります。
FLOW – 04 検査結果の説明
リカバリールームで休憩を取っていただいてから、検査の結果についてわかりやすく説明いたします。切除したポリープは、顕微鏡を用いた生検を行い、後日、その結果をお伝えします。
切除後数日間は刺激物などを避けるようにしてください。